2014年10月8日水曜日

床屋

何がと言って床屋ほど嫌いなものはない。
20年くらい前、家内にタダで際、格好悪いのに丸狩りしたらさらに格好悪くなると言われながら失業したときに丸坊主にした。確かに格好悪くなったがどうしようもない。しかし、次の床屋が先にのびたので大分助かった。嫌いな第一は、大きな鏡の前に座って自分の顔を見なければいけないことである。勿論カットのときは目をつぶっているが終わっていかがでしょうかと言われて目をつむっているわけにもいかず渋々わが顔を見る。白雪姫のお義母さんが鏡の前で「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ」と自分であることをわかって問うている。あの自信が羨ましい。第二は、髪が細いので整髪ができない。やっても髪がぺしゃんこになって、その上右に左と髪がなびいてしまう。今はカットだけだから適当にしているが。まぁ髪のない人から言わせればぜいたくな悩みかもしれないが、早く坊主になればとは冬の寒さを思うと思えず。2か月に一回の忍耐にしておくか。