2014年12月31日水曜日

シクラメン

大分間にクリスマス会の案内を以前住んでいた大家さんに持って行った。後で分かったことだがここの大家さんはお姉さんが家内の父の実家に嫁いでいた。亡くなった叔母さんと顔がダブルのでなぜかまともに見れない。今は縮小しているが農園をやっていて鉢植えの花を扱っている。12月に入っているからもうシクラメン一色、ついでにと一鉢買ってきた。何時だったか寒い朝に出窓においていたシクラメンがしなびでみんなお辞儀をしている。昨夜までピンとしていたのに寒さに弱いことは知っていたがこれほどとは思わなかった。それから部屋の中に置くようにして何時だったかピンとしているので回復したのかと思ったら家内がひもで結んでいてそう見えただけだった。今は寝るときは新聞を袋状にしてその上にスーパーの袋を被せている。しかし寒いとダメで花の先が紫色になったり、茎も変色してしまう。それでも今は日中暖かいと回復する。しかしこれから第二第三の寒波が来るからそれには耐えられないだろう時間の問題かなと思っている。。こちらに来て感じたことは寒さに強い植物は霜柱が立っても平気であるが弱いとそれこそひとたまりもなく脆いのである。これらを見ているといのちのもろさとはかなさを覚える。人もそれほど変わらない。元気で頑張っているように見えても色々と守られての条件付きにしか過ぎない。いのちはいのちを与えてくださる方でしかそれを扱うことはできない。そんなことを寒さに弱いシクラメンを通して教えられる。いのちがあり守られていることはおおいなる感謝であり、あとは余禄。