2015年6月22日月曜日

交流会

土曜日に義姉が入居しているケアハウスに入居者と家族の交流会があって行って来た。交流会といっても施設長のあいさつで始まり簡単なアトラクションがあって昼食となりその後に職員の紹介やケアハウスの現状の説明、それに入居者が三人ばかりカラオケを歌って、その後イントロクイズなるものがあってしっかり答えていたがカラオケをやっているとわかるようだ。私はどこかで聞いたようなメロディだなくらいしかわからなかった。色々行事を組んでいるようだがそれでも娯楽や外との交流も少ないし、よく来られる家族ばかりではないだろうからケアハウスと入居者、そして家族との交流は必要だろうなと思った。同じテーブルに座っていたおばあさんは以前話をしたことがあって近くに住んでいたとのことだった。身寄りがないと言われていたが甥っ子という人が来ていて、おばあさんの実家でケアハウスから更に近いところだった。家内の母がいるときに「熊井(クマノイ)のおばあちゃん」という人が年に一二回来ていた。来るのが楽しみのようであったがその熊井はすぐ近くで甥っ子さんと同じ集落であることがわかり「世間て狭いですね」とただ単にそれだけなのことなのにこんな言葉を発してしまった。ただそれはご主人は勿論子供さんもいなくて、それに積極的に誰かに声をかけるという人でもなさそうだし、以前ベンチで話をした時は話をするのがうれしいそんな感じで話をしていたのを思い浮かべてまた機会があったら声をかけようと思ったからである。これも何かの縁かなと・・・。

簡単なアトラクションと書いたがプログラムのタイトルは「歌と体操で楽しみましょう『脳と体の活性化』」最初にカラオケで2-3曲歌ってくれたが半世紀前に流行った歌ばかりなのであらためて年寄りの集まりであることを確認する。カラオケのセットで?簡単な映像からのクイズや座ってできる体操、腕や手の運動の映像を流して一緒にしたが結構な運動になる。運動不足の入居者にはとてもいいなぁと思うと同時にこのような人たちのための色々なソフトがるのに感心した。こんなソフトなら月一位でやれがいいのにと思った。それと更に驚いたのは最初に歌った「いつでも夢を」は橋幸夫と吉永小百合のデュエットで画面も映画のワンシーンを写していた。二人とも超若い、思わず画面に見入ってしまって、歌なんかうわの空で、映画は同じような世代、同じような環境、半世紀前にタイムスリップして余韻にしたる。その当時、吉永小百合の映画は観てはいなかったが…。少し入居者を含めケアハウスの様子を伺いてよかった。