2015年7月14日火曜日

ミニ同窓会

小学校の同窓生のKチャンが浦和の埼玉会館でグループの写真展を開催しているのでついでにミニ同窓会をとの誘いの電話を頂いた。そういえば同じ同窓生のHさんが2月に銀座でグループの絵画展をやった時にそんなことを言っていたことを思いだし出かけることにした。本籍をこちらに移そうと思っていたので区役所にもと金曜日の朝一のバスで東京に向かう4時20分のバスに乗るので3時半に起きまだ暗い道をバス停に向かうこと25分、時間が来てもバスが来ないなぁと思って反対側を見たらそれらしきバスが止まっている。慌てて道を渡り乗り込むがこれと昼頃のが上諏訪、下諏訪、岡谷、岡谷インターの道順になるものだった。他は岡谷始発で市役所、長地、下諏訪、上諏訪駅前、赤羽根、諏訪インター入口となる。自分で運転するときは防音壁で外が見えないがバスは座席が高いので外がよく見えてうれしい。前から買っていた「クリスチャンであること」をこの際と読み始める。それほど難しくないように見えたが読み進まず一部を読み終えただけになってしまった。

新宿が終点、西口から小田急で下北沢へ迷いながら区の支庁舎へ、下北沢は殆ど降りたことがないので降り口によっては迷子になりそうなところだ。本多劇場なるものは名前は知っていたが行く途中にあり、来ることもないがそれでもいつか来てみたいものだなぁと思いながらその前を通って駅へ、新宿から湘南ライナーで池袋、赤羽、浦和とアッという間に着いてしまった。駅を降りて駅員、広場の交番と場所を確認して行く、受付で彼の名前を言ったら案内してくれ本人がいるのかなと思ったら彼が賞をもらった写真の場所を教えてくれたのだった。馬の鼻に自分の鼻を押し付けているおじさん何とも微笑ましい。草競馬?と獅子舞いと他に二点ばかり出展していて彼の人となりを知ることができてうれしかった。写真は30年来とのこと、プリントも自分でやるとのことでA3よりも大きいのもやるそうだから大変だ。大分前に電話した時、彼がいなくて奥さんが出て彼女も中学の時の同窓生でクラスは違っていたがお互いに知っていたから色々と話が弾んでご主人のことを好きなことやっていて部屋は足の踏み場もない。どこにでもある夫の道楽をチョッと突き放した言い方をしたのを思い出した。まぁ男の道楽は子供みたいなところがあるからなぁ-。

出展の数が多いので彼のと賞の札がついているのを観終わってもまだ来ない。日にち間違ったのかなぁと思っていたら携帯が鳴る。今浦和駅とのこと彼らは駅で待ち合わせしていたらしい。少し待っていたら来るが向こうが手を振っても私は老眼が進んでいるので顔の認識はできない。近づいて握手して挨拶をする。いつものメンバーに筑西市からT君が来られ、いつも来る二人は用があってダメとのことで男3人、女3人の集まりになった。私は言葉をはさむくらいで聞き役、それに彼らは途切れなく繫がっているが私は50代から途切れたところは修復できない。話についていけないこともあり必然的に聞き役、声がかかった時には仕事や集会があって断っていたがリタイヤしてから時間がとれるようになって参加するようになった。断っても諦めずに声をかけてくれたことを今感謝している。父や田舎を嫌って上京しているからそのわだかまりが彼らとの交流を通して氷解していくのが最近よくわかるようになった。田舎に帰ったら兄たちや同じ集落に同窓生に感謝の言葉を今まで言ってなかったので言いたいと思っている。別に仲たがいをしているわけではないが自分の中こだわりが消えつつあるのだろう。そんなことを思うにつけ彼らに感謝せざるを得ない。