2015年10月11日日曜日

ブラインドタッチの練習に

ブラインドタッチもO,Pどまりで数字は勿論のことマイナスや鍵括弧は見ないと打てない。原稿を見て打つとなると更に駄目である。そんなんで素敵な原稿があるのでそれを打たせてもらって練習とする。それは長野キリスト集会が月報を多分長野県にある諸集会宛てに送ってくださっているのだと思うがその月報の「今月のみことば」がとても示唆に富んだものであるので楽しみにしている。それを紹介を兼ねて打つ、前後しますが最初に9月号を、そして8月、10月と打って行きたい。

9月号
今月のみことば

イエスが、過越の祭りの祝いの間、エルサレムにおられたとき、多くの人々が、イエスの行なわれたしるしを見て、御名を信じた。
しかし、イエスは、ご自身を彼らにお任せにならなかった。なぜなら、イエスはすべての人を知っておられたからであり、
また、イエスはご自身で、人のうちにあるものを知っておられたので、人についてだれの証言も必要とされなかったからである。(ヨハネの福音書2章23~25節)


第二次世界対戦でイギリスを勝利に導いたウインストン・チャーチルに人々は称賛を惜しまない。戦後はノーベル文学賞まで授与され、名誉のうちにこの世を去った。◆それに対して、アドルフ・ヒットラーと言えば、ユダヤ人六百万人を殺戮した悪の権化と見なされている。最後は悲惨な自殺を遂げ、その死を悼む者はないに等しい。どちらが善人か、悪人か、という判段で迷う人はいないと言っていいのではないだろうか。ところらが、近年出版された「チャーチルの秘密の戦争」によると、第二次世界大戦中、インドのベンガルで三百万人もの人々が餓死したのは、チャーチルが意図的に飢餓を起こしたためという。米国からの食糧支援の申し出も断り、オーストラリアからの豊富な穀物もインドに向かわせず、すでに食糧が充足している地中海地域に運ばれた根本には、チャーチルがインド人を嫌っていたこと、特にガンジーを嫌悪していることが本人のことばからわかっており、抜きがたい人種偏見があった、とベンガル人の著者は指摘する。そしてこの大飢饉でこれほど多くの餓死者が出たことに対してチャーチルが責任を問われることはついになかった。神の目から見たとき、人類史における英雄チャーチルも、史上最悪の人間の一人と見なされるヒトラーも、実は大きな違いはないかもしれない。そして実は私たちも…。キリストの贖いがなければだれもが似た過ちを犯す危うさと隣り合わせなのである。