2016年2月24日水曜日

春の息吹

寒くなって部屋に置いている鉢植えが幾つかある。大分前からであるが緑の芽(葉?)が出てきたと思ったら今は幾本も出てきて長いのは20センチを超えている。別の鉢は葉が枯れてしなびていたのに緑の濃さを増してしっかりしてきた。葉の中には枯れた部分のものもあるがそれらもしっかりしている。植物を観ていると水と暖かさが大きく影響していることを教えてくれる。この間も葉が萎びていたので枯れたかなと思ったら水差しで水を灌いだら翌日しっかりシャッキとしていて葉も花も生き生きとしている。観ていて気持ちがいい。茶碗に残った水を注いでいたのだが量が少なかったみたいだった。

相変わらず寒いなぁと思っている時に植物はしっかりと春の来ることを感じているようだ。生き生きとしている姿を見ていると慰められるが出窓に置いておくとガラス一枚で外気温と接するから外気温がマイナスだといっぺんにやられてしまう。まことに植物は寒さに弱い、彼らがしっかり生きているようであるがこのような守りがあってのこと…。私たちも多くの守りがあるのにあたかも自分で生きているような生き方をしている。主に生かされて生きる。自然の営みの中に己の姿を見る思いがある。生き生きとそして人を慰めることのできる生き方を彼らのように…。