2016年3月11日金曜日

3.11に思う

2001年の9.11の映像も衝撃的だったがもう15年も経とうとしている。もう過去のまた過去のような感じを受ける。3.11も然りとなることだろう。しかし、家族や友人知人を亡くされた方にとっては時間は関係ないことであろうと思うと胸が痛む。亡くならられた方は不可抗力でどうしょうもない。このように書くと失礼かな?

信州の遠くにいると津波は不可抗力ではと片付けしまいがちになる。遠くにいると痛みが伝わらない。どこかワンクッションおいた感じになる。勿論、色々と被害にあわれた方のことを忘れてはいけないことではあるが。それと同時に頭をよぎるのは原発の事故である。当時、TVで色々議論されていたことを断片的に思い出す。今思えばあそこで真剣に問題を解決しようとする姿は見えなかったように思う。罹災した人たちと全く違った姿を見る。うろ覚えであるが若い技官?メルトダウンもありうるような発言をされて物議を醸しだした。すぐ左遷かなんかされたようだが彼の言っていることは正しかった。今どのような境遇を受けているのだろうか。日本政府の反対を押し切ってユダヤ人にビザを発行した杉原千畝さんを思い出す。ユダヤ人機関が彼を見つけ出してくれなかったら冷遇されたままだった。彼も正しく取り上げたことをもう一度公にしてほしい。左遷させた人をどうこう言うつもりはないがもし冷遇されていたら戻してほしい。そのくらいの力量を示してほしいものである。「悪い奴ほどよく眠る」時代に・・・。