2016年4月24日日曜日

御頭祭

この15日に諏訪大社上社の御頭祭を見に行って来た。
こちらに引っ越して来て、諏訪大社上社の祭り事がユダヤ教の祭りとどこか似ていると言われている。それでいつか見たいと思っていたので家内と見ることができた。インターネットをを検索すれば詳しいことが書かれているのでそのようなことを書くつもりはない。ただ幾つか感じたことは、普通の神社な五穀豊穣を祈願する農業祭なのに、ここでは鹿を数頭(剥製)他の供え物と一緒に備えられる。明らかに狩猟を含んでいるのかなと思わせることである。それと神輿は担ぐものであり、普通の神輿にくらべおもちゃのように小さい一メートル弱の正方形、契約の箱も1×0.7m位であるからついウッとなってしまう。それと数キロ先になるが鳥居を正面に見てその裏の山に守屋山がある。本宮から前宮に神輿を担いで十間廊というところに神輿を納めて神事を行う。この建物は10×3間(実際に計ってはいない)で幕屋とほぼ同じである。それと至聖所に当たる部分に神輿が納められる。建物はオープンだがそこだけは板張りになっている。

神輿を担ぐ人は茅野市の泉野在の人に限られているらしく、ちょうど知人がその在の人なので聞いてみたらただそこの人たちが担ぐということしか知らないみたいだった。習慣の行事のようなものでその意味と言われなどはあまり関心がないみたいだ。日本の伝統の行事は得てしてこのようなことが多いみたいである。それと宗教は時間の流れの中で変遷している。諏訪大社も然りで色々なものが加えられているようで最初はどうであったかはわからないようである。信仰とは結びつけられないが不思議な祭りである。御柱祭には多大の興味を示すが御頭祭は諏訪地区でも興味はごく限られているようである。

付記
御頭祭が4月であることと過ぎ越しの祭りが4月前半だったように記憶していることも・・・。