2016年4月9日土曜日

御柱祭

8・9・10日と7年に一度の御柱祭で木落としで賑わっている。スーパーに行ったらオードブルとか大皿の寿司を買っているお客さんが多かった。しかし、下諏訪町に引っ越して来てさぞかしと思ったが表面上はそれほどでもない。町の中心部から離れているということもあるし、それに隣近所の付き合いもないこともあるのかもしれない。それでも役場の駐車所は御柱祭の見学者専用になり少し離れた湖畔の一つの駐車場は普段はガラガラだが満杯のようである。それに木落としが終わった時間なのか4時過ぎくらいから大型バスが湖畔通りに停まりだす。ここは昨日から一方通行になっていて間違って入ってくるバスがあったりして警備員さんがこぼしながら一生懸命誘導していた。

昨日、夕方湖畔端をウオーキングしていて観光バスのナンバーを見ていたら地元のナンバーと長野ナンバーがほとんどだった。その中に岡山ナンバーのミニバスがあったので運転手さんに声をかけたら7時間半かけて来たとのこと、今日は上諏訪に泊まって、明日は高遠のサクラを観て、元善光寺近辺に寄って帰るとのこと、好きな人もいるもんだなぁと感心する。今朝早くから外がうるさいので葬式があるのかなと思っていたら(隣はエコーホールの駐車場)その前の旅行会社の関係か「SUWASINKIN」の法被を着た人たちが集まっていた。ナンバーを見れば群馬、宇都宮、とちぎと北関東の車ばかり、親しそうに挨拶していたからどういう関係なのだろうと彼らも大型バスで出かけて行った。

阿波踊りに言われる「踊る阿呆に見る阿呆、どうせ阿保なら踊らにゃ損損」とある。確かにそうだなぁと思う。観ているだけならなんか冷めていく気分になる。あるいは心も冷めているのかもしれない。年の所為か元々か自分が興味のないものに対しては実に冷ややかである。一つに御柱祭は神事でありながらどこか観光目的のようになっているからかもしれない。それよりも4月15日の上社の御頭祭が楽しみである。上社は下社と違ってイスラエルの祭りに似たようなものがあって、聖書とかに興味ある人には興味をそそるものがあるようだ。去年だったかシニアのキャンプで群馬のS兄が「行って来ましたよう」と言われて、先を越されてしまった来年は必ず行こうとその時思った。期待したほどではないかもしれない。こちらで御頭祭の話をしても上社関係の人でない所為か「それなに?」と聞かれるくらいである。人が興味を持たないものに興味を持つ、私らしいなぁと自分で感心している。そういえばもう来週だ。