2016年12月8日木曜日

久しぶりのうなぎ

朝早くケアハウスから電話があり、義姉に何かあったのかなと少し身構えて応答するとデイサービスに行っているところでリハビリ的なことをやっている。そこで次の動作をしようとして体を横に動かした時に肋骨の下の脇あたりを痛めたらしい。そして医者へとのことだった。ここはかかりつけの病院はあるが彼女はそこを嫌って国立の松本病院へ定期的に通っている。といっても二月間隔だが私は町の眼科へ一ヶ月半間隔で連れてって、義妹が松本病院へと分担している。緊急なので私たちが行くことに、いつも行く松本病院は車で20分位、しかし、整形外科は同じ系列で中信松本病院というところに行く、ここはケアハウスから7、8分くらいのところにある。ここは来年完成予定で松本病院に統合する。既に工事は始まっているようである。

早速といっても10時頃になったのだが病院に連れて行ったら初診者の受付は休みで予約のみ、それほど痛いわけでもないので翌日に行くことにした。早々に帰って来る。といっても帰ってきたのは2時過ぎになった。混むから7:30から予約受付をしていますとのことで、翌日は家内をケアハウスに降ろして病院に、受付に行ったらすでに8:30になっていて受付が始まっていた。もう予約受付は関係ない問診書を出され、書こうと思ったら本人でないと書けない。それに保険証などの入っているバックを預かってきたのだが肝心の保険証がない。後期高齢者のグリーンの証書があり市役所に確認してくださりOKがとれた。問診書を外来受付に渡して迎いに行く、連れて来て問診書に書き込んでもらって診察を待つ、レントゲンを撮りどの位か待っただろうかそのうち呼ばれて、骨に異常はなく、湿布薬を貰って様子見ということになった。大したこともなくホッとする。年をとるとチョットした動作で倒れそうになっでどこかにぶっつけると骨折にということが割と多い。知り合いの方も転びそうになって椅子にぶっつけて肋骨を折ったとか私も仲間の部類に入るから気をつけないとと思わされている。送迎の運転手に徹して受け付けは家内に任せていたが一連のことを通して何をどう確認すればいいのかを教えられた。人は何事もスムーズに出来れば当たり前、アクシデントがあってそこで学習する。失敗を通して人は教えられることが多い。私はその連続で召されるまで続くだろう。どうであれ教えられることは感謝なことである。と表向きは書くのだが実際凹む。

ケアハウスはお年寄りでも身の回りは自分で出来る人たちばかりだから結構なことであるがこれがマイナスとなることも少なくない。我が出るのである。車いすとかベットで寝たっきりであればお世話になるだけだが自分で出来るとなると言葉にしろ行動にしろ自我にしろ広がる。義姉は体も大きく、どちらかといいうと服装は目立つ方でもある。それが人によって色々言われる所以でもあるらしい。人は老いて美しくなるということより老醜という言葉があるようにどちらかというとこちらの方が多いのではないだろうか。それが集団生活の中に生活していれば結果は明らかである。そのようなことがあった直後らしく家内にこぼしていたらしい。食にこだわる人だから寿司だうなぎだと出かけるときは必ず食べる。うなぎは高いので滅多に食べないが今回は余程頭に来たのかうなぎを食べたいと言う。それも「観光荘」と岡谷?と言ったら松本にあるらしい。いつもは遠いところは悪いからと塩尻近辺に落ち着いているのにその思いもないということはいかにかがわかる。頼りない記憶を頼りに出発する。町名を覚えているのでそれを頼りにそしてガソリンスタンドで聞き、近いことを知りそこを目指す。最初分からず行き過ぎで戻りかけると看板が見える間違っていない。狭い道を案内板に沿って走り到着するが今日はお休みで彼女がっくり。岡谷に本店がある水門が松本インター近くにあることを知っていたのでナビで検索するがわからず。本店を検索し、そこへ電話する。住所と電話番号を聞き、検索して出発するが近いのになぜかぐるぐる回るように走る。そんな大きな店ではなかった。義姉はうな重、私たちはうな丼、小ぶりで固くておいしかったがご飯が固めで汁がシジミで肝吸いでないのが残念だった。本店に何時かはと思っていたがこれでパス、義姉も疲れたようだったが帰りの道沿えにJAがあって立ち寄り、長芋とリンゴを買って満足したようだ。帰ったらヘルパーさんがいて「食べ物は腐らすから買わないようにと言っているのに」と言われ、「実際やらないでしょうが買う時はこうして食べたいと思うのでしょう。ストレス解消のために腐らして捨てるのは勿体ないが金額的には」と話したら苦笑いしていた。クリスマスの準備でチョンボをしたり、頭が思い巡らさずパスしたりで、少し疲れたがいい勉強になった。