2017年1月10日火曜日

成人の日


成人の日に東京、群馬、そして大阪で集会関係の学び会がある。在京の時は東京の学び会には出席せず群馬まで出掛けていた。こちらに引っ越して隣県になったので近くなったと思ったらあまり変わらずむしろ遠くなった。最初の2-3回は集っていたが遠いのと峠を二つ超えるので凍結の問題もあってその後は行くことをやめていた。今年は群馬の学び会が午後からなので今回はと思っていた。しかし、問題はお天気、そして懸念していたことが現実になってしまった。昨夜からの雪で朝は一面真っ白、これで群馬は飽きらめた。そういえば以前は成人の日は15日だったがよくこの日は雪が降っていたことを思い出す。ある時は大雪で中止になってそのまま凸凹の雪道をそろりそろりと走って帰ってきたこともあった。今考えると若かったなぁと感心する。今では凍結の問題もあるからちょっとでも雪降ったらパスしてしまう。

土曜日、雪のことで心配しながら眠りに着いたのだが夜中といっても今は6時でも真っ暗だから朝方なのだろう。そんな中で外で車が動いているような音がする。隣は葬儀所の駐車場になっているから除雪かなとそっと障子を開けて見たら車車で駐車場はいっぱい、通夜にしては建物が真っ暗、交差点の角には蛍光灯のような物が点滅している。そして尾灯のついた車が二台道路に停まっていて、そのうち車が入って来て何か立ち話をしていて一台がスーと発信して行った。もう一台は出て行った車のところに進んで停まっている。朝起きて障子を開けて覗いたら同じように車が止まっている。何?と思ったが考えてみたら明日は成人の日、着付けの車であることが分かった。近くに着付けもする写真館があっていつもこの日に車がいっぱいになっていたことを思い出した。

成人は祝ったことはない。自分も丁度引っ越したりして出席できなかったし子供たちも家では何もしなかったように思う。あらためてとの思いもある。それといつものバカ騒ぎがニュースになっているのを見せられると悲しい。あんな風にしか自分を表現できないのかと思うと悲しくなる。それと作られた華やかさは嫌いでもある。もうやめた方がいいか別な何かを考えた方がいい。二十歳は区切りの年ではない。学校を終える15、18、22を区切りとした方がいいように想う。卒業式が新しい旅たちの時でもある。わが人生の旅たちも近いこともあるなぁ…。