2017年1月23日月曜日

平出遺跡


義姉を定期的に眼科に連れて行っている。待つ時間が一時間からあるので受付を家内に任せて平出遺跡なるところに速歩を兼ねて行ってみた。ここは塩尻駅から2-3キロにあるから速歩にはちょうどいい。

前日の雪で道路は雪はなかったが畑や人だけの歩くところにはまだ雪が残っているので充分見れなかった。ちょうど藁の三角状でできた縄文時代の復元住居に灯油ストーブのようなもので中に煙を入れている人がいるので尋ねたら虫の駆除と煤で耐性を保持させているのだと言われ、中に入ったら暗いけれど寒さをあまり感じない。縄文人の知恵は寒い信州でも生活できる知恵を持っているのだなと感心する。立ち話をしながら色々と話をしてくれた。生まれ育ったのが萱葺きの家だったから形は変わっても彼らから受け継いだものなのかと、暗くて嫌なイメージしかなかったが先人の知恵の恩恵にあずかっていたことを確認させられた。少し離れたところには平安時代の少ししゃれた?住居の復元建物があったが外形は少し違っても中は同じようなことを言っていたので革靴でもありあきらめた。

寒い信州なのに縄文時代の古い遺跡があちらこちらにある。冬は寒くて苦手な者としては更に暖を取れない古代人は偉いなぁと感心する。先週から少し歩き始めたが寒い風の吹いている日はさすがにパス、古代人は頑張れるけど現代人は忍が足らずに頑張れないと自分に納得させて今日はお休み。