2017年2月15日水曜日

韓流歴史ドラマ


まだ韓流ドラマから卒業できていない。韓国のドラマはどこか稚拙な部分がある。万歩計を貰って万歩計がアップになった時の数字とそれからたくさん歩いているはずなのに返す時にアップされた万歩計の数字が同じであるとか画面のバックが前の画面と違っていたり、雪が積もっていたのに次の画面では雪が少ししかなかったり、農民なのにぼろではなくきれいな着物を着ていたりとかである。また話をしていて画面が変わると同じ場所なのに吐く息が白く見えるようなこともある。あの感覚がわからない。それほど気にはならないが…。それに善玉と悪玉がはっきりしていて単純であることも単純で観るのに楽であるということもある。しかし観ているのがそうなのかな?

現代物より歴史物が多い。最近何気なくアクセスした「チョン・ドジュン」というドラマの本人は朝鮮王朝誕生に深くかかわった人物であることを知った。王朝が完成しようとする直前に殺されるという悲運に見舞われ、殺した本人は三代目の王太宗となる。同時期にアップされた「チュモン」は高句麗の初代の王の名前であることも知った。その後にアップされた「大王世宗」、「根の深い木」は四代目の王「世宗」の物語でハングルを作ったその経緯がドラマである。同じ出来事であるが「大王世宗」は全く殺戮はなく、ある意味で神経戦のような様相を呈し、もう一つは殺戮に殺戮を繰り返している。完成する時に多くの血が流された。日本であったら「いろは」と同じように庶民にも分かりやすい言葉なのに多くの反対があったようである。それも命をかけてまでもの戦いが…。

その前に観た「トンイ」は奴婢でありながらその息子は王となり、そのひ孫は名君と言われた「正祖」ドラマでは「イ・サン」、それと王ではないが「ホジュン~伝説の心医~」は朝鮮の医学、医術などをまとめた「東医宝鑑」なるものを編纂された。

「チュモン」を通して「高句麗」はキリスト時代と同じころであり、昔の満州あたりであることを知った。ドラマは朝鮮李王朝時代が多い。ハングルの誕生の経緯を知って、日本のカタカナ平仮名はどういう経緯で誕生したのだろうかはたまたそのために争いがあったのだろうかと思うが調べるほどの時間と能力は無し。「イサン」には宮廷の記録として「絵」を描く部署があり、他のドラマで庶民に無料で診てくれる「平民署」(ヘミンソ)なるものがあることをも知った。それと現代版では聖書のことばなどが出てくる。「カインとアベル」の題名のドラマもあった。聖書のことばは日本では説明しないといけないが韓国ではそのままわかるのだなぁと思わされた。説明苦手の私としては羨ましい。色々知ったが韓国通には程遠いしそれこそそろそろ卒業しないとと思っている。ほんとに!だから書いたのだが…。